骨折・脱臼の種類
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１：骨折 / こっせつ |
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骨折とは転倒やスポーツ・交通事故などで骨が耐えうる以上の外力により起こります。
不全骨折（いわゆるヒビ）も骨と骨がズレていないだけで、骨折となります。 |
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どんな症状？ |
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ほとんどのものが受傷直後から急速に腫れてきます。
内出血が出てきます。
折れた場所によっては動かすことができず、すぐに骨折とわかります。
痛みが強く、折れた骨の端で神経や筋肉を切ってしまうことがあります。 |
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どう処置するか |
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骨折の疑いがある場合は神経などを損傷する恐れがあるので、すぐに当て木と包帯や長い布などで固定します。
患部を高くし、氷などですぐに冷やします。
時間が経つと整復（骨と骨を元の位置にもどす）が困難となるので、ケガをしてからできるだけ早く当院又は他の医療機関を受診しましょう。 |
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| ２：剥離骨折 / はくりこっせつ |
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剥離骨折とは骨が直接折れる骨折に対して、靭帯や腱などが強い外力で過度に引っ張られて骨を引っ張り、剥がれてしまった骨折をいいます。
ひざ・指・足首で多発します。 |
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| どんな症状？ |
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剥離骨折も骨折ですので、急速な局所の腫れ・内出血が現れます。
ひざ等の関節内部で剥離骨折した場合は外見からは判断しづらいことがあります。 |
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| どう処置するか |
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関節周囲で起こることが多いので、関節を含めて当て木や包帯などで固定します。
こちらも腫れを抑えるため、氷などでよく冷やします。
すぐに医療機関にかかりましょう。 |
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３：脱臼 / だっきゅう |
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脱臼は転倒やスポーツ・交通事故などで関節部に強い外力がかかり、関節が外れた状態を言います。顎（あご）以外の関節は関節を包んでいる袋を破って外れるため、脱臼を整復しても３週間程度の固定が必要となります。 |
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どんな症状？ |
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かなり強い痛みがあり、関節は大きく変形し、全く動かなくなります。
腫れや内出血がでます。
靭帯や腱などを同時に損傷する場合があります。
整復して正常に戻すとすぐに動くようになる場合がほとんどです。 |
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どう処置するか |
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脱臼は引っ張って治す事が多いので、すぐに引っ張る方が多いですが、指の付け根の脱臼など、引っ張ると元に戻らなくなるものもあり、さらに骨折や靭帯・腱などの損傷を合併していることが多いので、すぐに医療機関にかかりましょう。 |
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| ４：亜脱臼 / あだっきゅう |
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亜脱臼とは脱臼が完全に関節面の接触を失った状態に対し、関節面の一部分のみが接触して外れている状態をいいます。
脱臼より周囲の組織の損傷が少ないものが多いです。
先天性（生まれつき）関節の受け皿が小さい場合もあります。 |
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| どんな症状？ |
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関節がほぼ動かなくなります。
関節の痛みと不安定感があります。 |
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| どう処置するか |
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靭帯断裂などで発生した場合は靭帯の治療をすることで安定します。
先天性のものは手術などを選択します。
外傷性のものは徒手整復が可能です。冷やしてすぐに医療機関にかかりましょう。
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